ごく基本的なこと

ささいなことのメモ

iPhone5をiOS7からiOS8に更新した際に手間取ったこと

まずアップデートに必要な容量が足りなかったため、音楽と写真を消すことにした。iPhoneの場合は基本的に同期で行わなければいけない(Androidだともっと自由に消せる)。その際にもともとiPhoneと同期していたOS上のiTunesでは無かったせいか、うまく消すことが出来なかった。

具体的には同じマシンのパーティションを区切って、2つのMacOSをインストールし、さらにiTunesに同じAppleIDを使用している状況で、新しくインストールしたほうのOS(以下、OS新)では今まで一度も同期していない。そのOS新のほうのiTunesiPhoneを接続してみたところ「このiTunesライブラリと同期するには、別のiTunesライブラリの内容を消去しなければなりません云々」というようなメッセージが出た。空のiTunesと同期できれば、ファイルを消して容量を空けたいという目的も達成できるだろうとやってみたところ、なぜか写真もファイルも消えず。何度かやり直してもダメだった。そこで、いったんOS古のほうを立ち上げなおし、そちらのiTunesで音楽と写真を同期しない設定にすると、無事にiPhoneから音楽と写真を削除することができた。これが、ハマりポイント1。

iOS8への更新自体はスムーズで、OS古のほうからiOS8への更新を指示し、無事にアップデートすることができた。初期設定でiCloud Driveにするかどうか聞かれたので、こういうのは後で設定できるなら後でだな、不具合があるかもしれないし、と思ったのだが指が滑ってiCloud Driveにしてしまった。ハマりポイントというほどではないが、Yosemiteが出るまでは不便の元になるかもしれない。

さて、この後で一度完全に工場出荷状態(といっても、このiPhone5は最初はiOS6だったので、iOS8の初期状態ということ)にしたほうがスッキリすると思い、復元した。これは完全にうっかりしていたんだけれども、iCloudで連絡先をバックアップしていなかったので、連絡先が消えてしまった。電話帳が消えてしまうのは、もちろん非常に困る。間の悪いことにOS新に完全に移行するつもりでOS古でのiPhoneのバックアップは削除してしまったし、OS新のほうには初めて同期したときのバックアップがあるのだが、iOS8に更新したのがOS古のiTunesであるせいか(わからないが)、OS新のバックアップからの復元もコケた。

それでどうしたかというと、Dr.Foneというソフトがあり、これはiPhoneのバックアップファイルを解析してデータを表示したり復元することができる。有償製品だが、無償体験版でも、データの表示だけはできる。これで解析したところ、無事にバックアップから連絡先のデータを発見することができた。良い機会だと思い、連絡先を入力しなおしついでにもう連絡を取っていない人の連絡先を整理したり、よく連絡を取る人のデータを更新したりした。Windows版もMac版もある。これがハマりポイント2。

その後はキャリアメールの設定や、キャリアの通信料表示アプリ等の設定、GmailDropbox、1password、辞書の類といった必須のアプリケーションをいくつか入れている。せっかくスッキリしたのだし、あまりゴチャゴチャと入れないようにしたいところ。