ごく基本的なこと

ささいなことのメモ

部分分数分解

数列の和、無限級数の極限を求めるときに使うことがある式変形。

はじめて因数分解を習ったとき、展開と違って機械的に処理できない困難さを感じたように、少し苦手意識があった。「通分の逆の変形」と捉えることで、これまでの知識と関連付いた収まりどころを見つけ、腑に落ちた感覚を得た。

下記サイトが参考になった。

そもそも部分分数分解とはどういったものか、何のためにあるのかといった視点を与えてもらえると、理解が捗る。

その意味であまり理解の助けにならなかったのは、KIT(金沢工業大学)の「部分分数に分解する手順」というページ。タイトルに手順と書いてあるとおり、手順は書いてあるのでそこは参考になる。しかし、部分分数分解という手法が、これまで学校教育で習ってきた数学の中にどう位置を占めるのかについての説明はない。